証券会社は何をやっている会社なのか?仕組みと選び方

最終更新日 2024年4月2日 by agimem

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近年投資が注目されるようになり、銀行よりも証券会社に目が行くようになりました。
証券会社は株式を売買する際に利用することが多く、株を発行する会社と投資家、もしくは投資家と投資家の間に立って引継ぎや引き受けを行っています。
証券会社は銀行と同じように簡単に開業することはできず、内閣総理大臣の登録を受けなくてはなりません。
一般の会社よりも厳しい規制と監督を受けており、もし法令に反して利益に害を与えてしまった場合、登録や認可の取り消し、もしくは業務の停止、取締役の解任など行政処分を受けるようになっています。

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証券会社が倒産する確率は低い

このようなことから、証券取引等監視委員会の検査や日本証券業協会、もしくは証券取引所の監査や考査を受けてしっかりと法令が守られているか、お金の受領に関して管理状況に不備はないかなどのチェックを定期的に行っています。
証券会社は会社自身の財産と、顧客から預かったお金や株式、債券などは分けて管理するように義務付けられており、倒産する確率は低いです。
ですがもし倒産となった場合、株式や債券は証券保管振替機構の振替口座で電子的に管理されているので、影響はないですし、投資信託では実際の資産は信託銀行で分別管理をされているので影響はありません。
株式を購入するために金銭を預けていた場合においても同じ額を顧客分別金とし、信託銀行に信託をしているので全額返還されるようになっています。
このようなことから倒産してしまっても全額返還されるようになっており、安心して取引ができますし、もし万が一という不測の事態に備えて行検校会では、投資者保護基金を設け1顧客あたり1千万円を上限として補償する仕組みがとられています。

証券会社は店舗型とネット型の2つに分類される

このように銀行なみに厳しい審査などを受けているため、安心して取引ができますが、証券会社は店舗型とネット型の2つに分類されます。
少し前までは店舗にて営業マンと向き合い、実際話し合いながら株の取引を行っていましたが、近年はネット型が主流となってます。
ネット型は実店舗を持たないため、手軽であり、さらに手数料も低く設定されているのが特徴です。
わざわざ店舗に行かなくてもインターネットがある環境であればいつでも株の取り引きができ、煩わしい勧誘などもありません。
自分のペースで投資ができ、様々なことを考えながら取引できるメリットがあります。
ただし、初めて株を購入する場合、すべてが初めての経験であるため不明なことが多く不安になることがあります。

証券会社で行われている取引内容

様々なサービスを展開している証券会社ですが、実際にどのように取引が行われているかというと、会社自体が株式の取引場を開いているのではなく、顧客の注文を受けて市場で売買を行っているだけです。
仲買人のような位置づけであり、全国に4つある証券取引所にて取引を行います。
業務の種類としては、ブローカーとディーラー、そしてアンダーライターとセリングの4つの業務を行っています。

ブローカー

ブローカーは銀行でもよく聞く言葉であり、投資家から受けた売買の注文を証券取引所に伝える業務を行っています。
ここでは仲介業務を行うことで投資家から手数料を得ることを目的としており、店舗型の場合はこの部分が高めです。
ネット型は店舗を持たない分手数料が格安であり、購入する際は手数料なしとしているところも多いです。

ディーラー

ディーラー業務は証券の会社そのものが自ら株の売買をし利益を得ている業務を指します。
株式の売買は個人投資家だけではなく、実際に会社でも行われており、幅広い知識と決断力が求められます。
利益を得なければならない分専門性が高く、大変責任のある業務です。

アンダーライター

アンダーライター業務は発行済みの証券を買い取りそれを投資家に売る業務を指します。
アンダーライターの特徴として一般の会社だけでなく国が発行する債券なども取り扱っており、幅広く業務を行っています。

セリング

最後のセリング業務は、株式を発行した発行者から証券を一時的に預り、様々な投資家に売却している仕事をしています。
一見アンダーライターと同じように感じますが、アンダーライターの場合、売れ残った株式を引き取るのに対し、セリングは売れ残った株式は引き取りません。

まとめ

このように売買のみの仕事をしているように感じますが実際は様々なことが行われており、最新の情報を常にアップロードする必要があります。
近年個人投資家が増えており、国もまた投資の必要性を訴えています。
初めての場合店舗型の方が安心ですが、ネット型においてもチャット機能を設けるなどわからないことはすぐに対応できるようになっているため、気軽に始めることができます。
ネット型の利点は何といっても手数料の安さと取扱銘柄の多さであり、さらに自分のペースで売買できることにあります。
口座を開設するのも免許証かマイナンバーカードがあればスムーズに行うことができますし、NISA口座に対応している点もメリットです。
すべてしっかりとした会社なので自分に合ったところを選ぶことが大切になります。