最終更新日 2024年11月18日 by agimem
「保湿クリームの役割について知りたい」
「保湿クリームの使い方が分からない」
「もう年齢的にスキンケアに力を入れたい」
肌の乾燥を防いだりコンディションを整えたりするためにスキンケアに力を入れている方はたくさんいますが、必ずしも全ての人が保湿クリームを使っているわけではありません。
使っていない方の中には化粧水や乳液で十分だと感じている人、必要性が理解出来ないと思っている人もいるかもしれないです。
しかし、これは使用すべきアイテムの1つだと言えます。
使わない事で日頃のケアの効果を下げる事になったり、トラブルに繋がりやすくなったりするので注意が必要です。
使用していない人や何となく使っている人は、必要性をきちんと理解するようにしておきましょう。
保湿クリームとは
そもそも、保湿クリームとは肌に含まれた潤いを逃さないようにするためのアイテムです。
肌には水分が含まれていますが、これは自然と蒸発してしまいます。
理由は様々ですが、湿度が低い場所に長時間いるときには乾燥しやすくなりますし、紫外線に当たる機会が多い人でも乾燥を経験しやすくなる傾向があると知っておくと良いです。
特に年齢を重ねると水分蒸発を防止している皮脂の分泌量が減ってしまうので、肌から潤いが失われやすくなると理解しておきましょう。
若いうちはみずみずしい肌が自慢だった方でも、30代や40代からは乾燥が気になりやすくなります。
そのときに適切なケアが出来ていなければ、乾燥がひどくなっていく一方だと言えるでしょう。
(参考記事:保湿クリーム全身)
化粧水や乳液との役割の違いについて
化粧水や乳液で足りていると思うかもしれないですが、化粧水の役割は肌に水分を与える事と皮脂の分泌を整える事です。
つまり、化粧水だけ使っていてもせっかく得た潤いを蒸発で逃す事になります。
乳液に関しては肌の水分が蒸発する事を防ぐ役割を持っていますが、こちらだけの使用では不十分となる事が多いです。
保湿クリームと乳液は含有している油分の量が違っており、クリームのほうが油分が多いと言えます。
乳液だけでは油分が不十分ではなく、ケアしているつもりが潤いを逃している可能性があるでしょう。
各アイテムごとに細かな役割が違っているため、どれか1つだけを使用していれば良いという事はないです。
役割が違うものを適切に取り入れる事で、トラブルと無縁な肌に整えやすくなると言えます。
脂性肌であったとしてもクリームを使用したほうが良い
油分が多い事が特徴のアイテムであれば、脂性肌の人には関係ないと考えるかもしれないです。
オイリーな肌であれば保湿クリームまで使うと肌がギトギトになって逆効果だと思われがちですが、この考え方は間違っています。
脂性肌であったとしても、クリームを使用したほうが良いケースがほとんどです。
実は脂性肌の方は乾燥が原因でこのような肌質になっているケースが多いと言えます。
乾燥を防ぐために過剰に皮脂が分泌され、オイリーな肌になる事が少なくありません。
クリームを適切に使う事で乾燥を防げるようになり、過剰な皮脂分泌を抑えられる可能性が高くなります。
効果が実感出来るまでにはベタつきが気になるかもしれないですが、ベタつきが軽減された製品も販売されているので、そういったものを使用してみると良いでしょう。
クリームを使用するときには使用する順番と量が重要
ただし、これを取り入れれば問題が解決出来るわけではないです。
使用していたとしても、取り入れ方が間違っていれば逆効果となる恐れもあります。
クリームを使用するときには、使用する順番と量が重要です。
まずはクレンジングを使用してメイクをしっかりと落としておき、洗顔料を使用して顔を洗います。
洗顔が終わった後には素早く化粧水をつけ、肌に潤いを浸透させてください。
化粧水を浸透させる事が出来たら乳液でマスクし、更に保湿クリームを使用します。
1回当たりに使用するクリームの量は人差し指の先くらい、もしくはワンプッシュ分です。
肌の乾燥を防ぐために必要不可欠なものでしっかり塗ったほうが良いと感じるかもしれませんが、塗り過ぎると逆効果なので要注意だと言えます。
脂性肌の人でも使用したほうが良いですが、小指の先くらいの量にしておく事で効果的に取り入れられるようになるでしょう。
過剰に塗ってしまったと感じる場合は、優しくティッシュオフして調整する事も可能です。
ゴシゴシと擦ってしまう事はNGですが、ティッシュを気になる部分にのせて軽く抑えるようなティッシュオフであれば問題ないと言えます。
まとめ
保湿クリームは肌を乾燥から守るために非常に重要なアイテムだと言えるでしょう。
乾燥が気になり始めた30代や40代以降であれば必須のアイテムだと言えますし、それよりも若い人でも乾燥が気になる場合には使用するべきです。
年齢が若くても普段置かれている環境や肌質などによって乾燥しやすさは大きく異なっているので、この問題を抱えている人であれば年齢や性別に関係なく使用する事をオススメします。
稀にアンチエイジングアイテムの1つであり若いうちは使用しなくても良いと勘違いしている人もいますが、必要に応じて早い段階からでも使う必要があるスキンケアアイテムであると覚えておきましょう。