最終更新日 2024年12月25日 by agimem
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中国人の声が大きい理由とは?
中国人の声が大きくてうるさいと感じたことがある方は多くおられるはずです。
私も、観光地に行った時に中国人の声が大きくてうるさくとても苦痛な思いをしたことがあります。
もちろん、中国人全員がうるさいというわけではありませんが、比較的声が大きくてうるさい人が多いです。
これには理由があるので紹介していきます。
1.四声(声調)がある
まず一つ目の理由ですが、中国語には四声(声調)があることが原因だと言われているのです。
中国人のアナウンスとかしゃべり声を聞いていると、しっかりとした強弱があることがわかります。
中国語というのは、母音と子音に加えて四声と言われている独特のトーンをつけて話す言語なのです。
しかし日本語にはこの四声がないので、慣れない人にとったらどうしてもうるさく感じてしまいます。
中国語はすべての音にトーンがあって、上下しながら発音をするという特徴があるのでうるさいと感じる人が多いです。
2.人目を気にしない人が多い
さらにそれ以外にも中国語がうるさいと感じてしまう理由があります。
それは中国人は人目というのを気にしない人が多いのです。
日本人は人目をかなり気にする方なので、日本人からするとあまり理解ができないという方も多くおられます。
人目をあまり気にしない分おおらかな人も多いのは事実です。
良い言い方をするとおおらかですが、悪く言うと雑な人が多いということです。
変な行動をとる人がいたとしても、その人を強く非難するといったことはありません。
個人の自由でしょ、くらいにしか思わないのです。
だからこそ、公共の場でもプライベートの時のように大声でしゃべるという人が多いです。
日本人は幼い頃から、できるだけ周りの人には迷惑をかけないようにと言われて育てられているので大声で話して周りに迷惑をかけるということがあまりありませんが、中国とかその他の国の人は公共の場でうるさくするということが多いです。
中国に旅行に行った時に、あまりにも公共の場でみんながうるさくしていたので驚いたことがあるくらいです。
それくらい、中国の方は周りの人のことを考えていないのでうるさいです。
3.見栄を張る人が多い
そのほかに見栄を張るのでうるさいという部分もあります。
客人が来たら全力で感謝の意を表したりするので、自然と声とか仕草が大きくなるということはあります。
日本人は謙遜するのでアピールはしない人が多いですし、感謝の言葉はかなり少な目でその代わり今後の行動で感謝を伝えようという方が多くおられます。
中国の人と食事に行くと毎回おごりだったという記憶もあります。
さらにすごく優しく接してくれたので、子供ながらに嬉しかった記憶もあるのです。
中国の方は、客人には全力で感謝の意を表しますし、見栄をはることが多いので自然と声が大きくなる方が多いようです。
4.自己主張をする方や意見を通そうとする方が多い
あとは自己主張をする方とか自分の意見をとにかく通そうとする方が多いのです。
中国では、自分が損をしないように自己主張するのがコミュニケーションの基本となっています。
人口が多いので、譲り合いではなく競争の方がすんなりいくことが多いこともあります。
人というのは、自己主張をしようとしたら誰でも自然と声が大きくなるという特徴があるのです。
中国の方はこういった理由から大声で話す人が多いです。
逆に日本人は相手の機嫌を伺いながらコミュニケーションをとる人がほとんどです。
とにかく中国の人は自分の意見と通そうとするので自然と声が大きくなってしまうようです。
5.多民族国家だから
最後は多民族国家だからということもあります。
中国の全人口の92%は漢民族で、残りの8%は55の民族から構成されているのです。
中国は多民族国家で方言も多くあります。
そのため中国語が上手に話せない人とか訛りがある人がいて聞きづらいので、はっきりと大きな声で話すことが身に着いた人が多いと言われています。